独身の頃は、一人で毎日夜な夜な映画をみていました。今では、彼と同居しているため、こっそり映画をみることもできず、映画をみる時は二人で見ることが多くなりました。
昨日の夜は、いつもとは違って彼から「今日は映画を見ない?」を誘ってくれました。映画が好きな私のことを考えてくれたからかと最初は思ったのですが、聞いてみると、彼自身がいろいろと作業していたら、頭が疲れてしまったようで、ぼーっと映画にでも浸りたい気分だったそうです。
誘ってくれた時は、特に急いでしなければいけないこともなかったため、その誘いに応じて一緒に映画を見ることにしました。

映画の趣味について

カチンコ
彼と一緒に見る映画は、ほぼ決まってアクション映画です。彼が好きな映画を一緒に見ることが多いです。というのも、私は、自分が好きな映画、興味のある映画でなくても、彼が好きな映画であれば、彼がどんな映画に興味があるんだろうと興味があるからです。でも、その一方で、彼は、私が好きな映画だからといって、私が好きな映画を見たいとは思わないそうです。そのため、今日も彼が選んだアクション映画を見ることにしました。
その映画は、私も彼も見たことのある映画でした。アクションシーンが多く、人が殴り合うシーンであったり、崖から人を突き落とすシーンなど、目を背けたくなるようなシーンがたくさんありました。
見たことがある映画だったということもあり、彼は、どんな暴力的なシーンでさえも、平然とした表情で見ていました。でも、私は、たとえ見たことがあるといっても、どのシーンも覚えている訳ではなく、さらに、暴力的なシーンはたとえかろうじて覚えていても、感情的に反応してしまい、悲鳴をあげたり、ビクッと体を動かすことがありました。
そんなふうに私が反応していると、平然と見ている彼にとっては信じられないらしく、「一度見たことのある映画じゃないか。それに、これは映画だよ?」と、私に言い聞かせるように言いました。彼が言う通り、見たことがある映画だからびっくりすることも少ないし、さらに、怯えることがあったとしても、全てはフィクションに過ぎません。彼が言うことはもっともなことだと、頭では理解できました。でも、その後も、私の映画に対する反応は変わりませんでした。
このように、映画を見る私と彼の態度は、全く違っていました。彼はどんなシーンでも冷静に見ることができて、私は、どんなシーンも感情移入しながら見てしまいます。私は、彼のように冷静に見たいとは思いながらも、どうしても感情をコントロールできませんでした。その状況を冷静に捉えていると、その原因についても考えるようになりました。

人それぞれって事だ

男女二人組
映画を見ると時だけでなく、彼と私の違いを振り返ってみると、私の感情的な揺れはとても大きかったように思います。同じ状況にいたとしても、心配する気持ちや悲しみ、辛さという感情は私の方がいつもより大きく表現していたように思います。態度でも、表情にしても、明らかに自分が抱いている感情を表現していました。ですが、彼は、同じ状況にいて、たとえ客観的にも困難な状況といえる場合でも、私ほどに表情や態度がいつもより異なることはありませんでした。質問をすれば、「どうしよう」など、悩んでいたり、心配していることを意味合いの返事をするので、全く感情的に揺さぶられていない訳ではないと思っていました。ですが、もし言葉としてそういう表現を聞くことがなければ、表情や態度など、外見から感情的なことを推察することは難しいと思うくらい、感情表現は少ないのが彼でした。それが良いのか、悪いのかという判断はするつもりはありません。ですが、私と彼とでは、感情の反応があったとしても、それを表現する程度、そして、それを表現する方法が違っているのだと思います。また、同じ刺激を受けたとしても、反応の程度も同じとは限らないでしょう。
昨日の夜は、ただ一緒に映画を見ていただけなのですが、それぞれの反応の違いから、いろいろとお互いの違いについて考えることになりました。いろいろと考えてはいても、自分の頭の中で考えているだけで、彼にこの内容を共有していません。ただ、私が、彼だけでなく、自分自身を理解する上では、このように考えるきっかけができ、ある一定の結論が得ることができ、とても感慨深い夜になったと思います。

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